毛抜き処理による肌へのトラブル事例
自己処理後に生えるすね毛はチクチクとして、気分を害します。
発毛が始まったばかりのすね毛は、ついつい毛抜きで引き抜く処理に走りがちですが、お肌には決してよくありません。
肌のコンディションが整っていても、引き抜くことで出血もあり、次のようなダメージを肌に与えるので不向きといえます。
毛抜き処理における肌トラブル例
引き抜くことで、痛みがダイレクトに肌へ赤信号を発します。
危険を感じた皮膚内の細胞が刺激から身を守ろうと、
メラノサイトでメラニンを生成し色素沈着を起こします。
肌サイクルを行わない色素沈着のある肌に移行させて、
あえて皮膚を守るメカニズムに変異するのです。
角質も古いままになり、肌表面の乾燥が著しくなります。
毛根から上手く抜くことが容易ではないこと、
@で触れた肌サイクルの乱れから古い角質層が毛穴を覆ってしまいます。
そのため、皮膚内でムダ毛が発毛し成長をする埋没毛が出現します。
無理に角質を傷つけて穿り出すと、
さらに肌サイクルの回復への道のりが長くなってしまいます。
埋没毛が自然に分解されるのを待つしか手立てはありません。
気になる場合は、肌の保湿・ピーリングなどによる角質除去で
埋没毛が皮膚表面に出やすい環境をサポートしましょう。
たとえ綺麗に抜けたとしても、後々になって
毛穴の広がりが目に見えてわかる状態になっていきます。
うっすらと浅黒い毛穴が、すね全体にまんべんなく斑点状に見えるのです。
また、毛穴が広がることから、雑菌が皮膚内に入り込み繁殖する結果に。
膿が溜まり、痛みと炎症を伴う毛嚢炎に派生する事態も!
手術が必要になると完治までに時間もかかるので厄介です。
痛みによる刺激は大変なストレスを内面に与えます。
一時的に感じる痛みであっても、毛抜きを継続することで
ストレスが溜まりホルモンバランスへも影響を及ぼします。
毛周期の乱れを第一に感じる方が多いようです。
女性はホルモンバランスの崩れから
体調不良に陥りやすい傾向になりがちです。
気になるすね毛も、処理方法を間違ったもので安易に行うと、
アフターケアにおいて手間がかかってしまいます。
肌トラブル例を考慮して、肌に負担をかけない
ムダ毛処理を実践することが先決です。
電気シェーバーや抑毛剤など、
肌に優しいといわれる類の処理がお勧めです。
しっかり抜ける毛抜きスタイルがお好みの場合には
ニードル脱毛の施術もあります。
皮膚科やエステサロンなどしっかりとした
技術と知識を持った施術が好ましいといえるでしょう。