脱毛クリームのすね毛処理の特徴や気を付けたい事
時間にして凡そ5分ほどで完了する、脱毛クリームによるすね毛処理。
ごそっと一気にツルツルになるので爽快感も相まって、男性にも支持率の高い処理法として定着しています。
脱毛クリームは医療機関のレーザーなどによる脱毛とは少し観点が違います。
今生えている毛を溶かして取り除くことから、除毛効果をあげるクリームの定義付けが正しいようです。
ですので、同じ成分内容であっても、除毛クリーム、脱毛クリームとメーカーによって呼称が違います。
一昔前までは、脱毛クリームは使用時の独特の臭いと
肌を傷める成分が先行して、使用に躊躇される方が多かったように思えます。
しかし昨今では技術も進歩して臭いが抑えられ、
ラベンダーなどのアロマ効果を相乗した香りのあるものも出てきています。
さらに、注目したいのが、有効成分に医薬部外品である
チオグリコール酸カルシウムを使用したことが
劇的に脱毛クリームの概念を変えたといえるでしょう。
チオグリコール酸カルシウムはアミノ酸主体のシスチンが結合した、
ケラチン・たんぱく質=毛の結合を解く成分。
今生えている毛を溶かすような状態で、
スルッと毛穴からすね毛を除毛するのです。
コスメランキングなどで上位を占める脱毛クリームの大半が、
香りとチオグリコール酸カルシウムに重点をおいたもの。
そして従来の肌を傷める脱毛クリームを脱して、
使用感と同時に潤いのあるお肌へ導くものが特徴となっています。
美肌を形成する女性ホルモンに作用する成分に
着目したものが多いので、天然由来の内容で安心して使用できます。
カッコンエキス、アロエエキス、サクラ葉エキス
パイナップルエキス、豆乳などなど・・・。
自分の肌質に合ったものを探してみると良いですね。
肌を傷める可能性も!
脱毛クリームの特質上、間違った用法であると
肌を傷めることを忘れてはいけません。
毛の主成分であるケラチン・たんぱく質は皮膚の主成分と同じです。
チオグリコール酸カルシウはこれらを溶かす作用があるわけですから、
時間が経つと当然角質層も溶かしてしまいます。
酷い場合はアレルギー性皮膚反応をおこしたり、誤って口にした場合は
毒性、換気が悪いと呼吸器への刺激が懸念されます。
使用にあたっては必ず注意書きを熟読する
医薬部外品で比較的安心な脱毛クリームであっても、
次のような場合は使用を控えましょう。
・生理中など、ホルモンバランスが崩れている時
・体調が優れない時
・日焼け直後の炎天下にさらされたお肌
・湿疹、炎症など肌トラブルの症状があるお肌
・不衛生な状態のままでの使用
・カミソリなど、他の脱毛・除毛処理後での使用
肌が刺激を受けやすく、敏感になっているので
薬剤による副反応がおきやすい状態といえます。
簡単に出来るすね毛処理だけに安易に使用してしまいがちですが、
しっかりと自分の肌質を見つめることも大切です。
処理だけで放置しないで、保湿を継続的に行うなど
小まめなスキンケアをすねにもしていきましょいう。
そうすることで、次回の脱毛クリーム効果も更に期待が出来るものになるはずです。