アフターケアの重要性と気を付けたい事

看護師

どのムダ毛処理においても大切なことは、アフターケアです。

 

処理後のお肌は想像以上にダメージを負っているので、きちんとしたスキンアを施す必要があります。

 

すね毛処理においては皮膚が丈夫なイメージが強いため、男性では特にそのまま放置するケースも多く見受けられます。

 

処理時に肌リズムが整っていて、たとえその時に何もなっていなくても顕微鏡越しの世界で肌は大変な事態を招いています。

 

また、繰り返しの処理のうちに、
あきらかに表皮は修復の難しい状態へ移行していることも・・・

 

常に健康なお肌であることが、スムーズなすね毛処理を可能にします。

 

すね毛のアフターケアを怠ると懸念される皮膚トラブル

・皮膚内で発毛成長を起こす埋没毛
・毛嚢炎、色素沈着
・アトピー性皮膚炎、アレルギー反応
・肌荒れ、乾燥、かぶれ

 

脱毛後のお肌はバリア機能も奪い取るので、
毛穴が露骨に開いた状態です。

 

角質層もダメージを受けるので毛穴から汚れや雑菌が侵入しやすく、
毛嚢炎が酷くなると手術が必要な場合も
あります。

 

アフターケアの際の注意点

まずは皮膚を清潔にすることが大事です。
石鹸などを使わずに、ぬるめのシャワーで軽く洗い流しましょう。

 

刺激は一切禁物です。
タオルを優しく押し当てるようにして肌の水分を拭き取ります。

 

清潔にしたお肌は速やかに、弱酸性で無添加の保湿ローションなどを
パッティングして乾燥しないよいうにしましょう。

 

香料が入ったものやメントールが配合された保湿剤はNGです。

 

処理後だけでなく、継続して毎日の保湿を行いましょう。

 

また、処理後の赤味が気になる場合は、
冷やしタオルで10分ほど湿布をするとクールダウンが上手くいきます。

 

アフターケアには処理後の環境も大切です

毛の処理は刺激も大きく、肌にストレスも与えます。

 

そして知らず知らずのうちに自律神経にダイレクトに影響を及ぼし、
様々な体調不良に陥ることがあります。

 

ホルモンのバランスが崩れて女性では月経リズムの乱れも誘発します。

 

思い当たらない体調不良はもしかすると、
ムダ毛処理とアフターケアが原因かもしれません。

 

肌は四季の移ろいも敏感に感じ取るデリケートな部分
であることを認識して、優しくいたわることが大切です。

 

日々のスキンケアにおいて保湿ローションを塗布するときも、
掌の温もりを伝えるように力を加えずに手を添えましょう

 

リンパの流れもスムーズになり、内からも肌のサイクルが整っていきます。

 

処理後すぐに次のような環境下にあると
弱った肌が更にダメージを負いますので避けましょう

 

湯船に浸かる、飲酒、スポーツ、辛味のきつい刺激物の摂取など

体温を上昇させる行為は炎症を悪化傾向に導きます

 

処理で刺激を受けた肌は鎮静化をはかることが最も大切です。
ゆっくりと休ませてあげましょう。

 

直射日光にあたらない

角質層のバリア機能が失われている皮膚に
紫外線があたることは危険
です。

 

メラニンが活発に作用して、色素沈着の発生確率が高まります。

 

肌に触れる素材は優しいものを

夏場はショートパンツなどで対応が可能ですが、
パンツスタイルは直に肌に触れるので注意が必要です。

 

化学繊維は処理後のすねには刺激が強すぎます。

 

また、タイトなパンツも避けておきましょう。